今まで、NASやUPS、その他デバイスは、机上に平置きしていましたが、部屋の模様替えに合わせて、サーバーラック(っぽいもの)を自作してみました。
ケーブル類の整理にもなり、保守性も向上したと思います。
1.材料
ラックの材料は、ホームセンターで販売されている、以下のものを組み合わせています。
- 60cmフリーラックポール4本
- カラー棚板(60cm×30cmを2つにカットして30cm×30cmにした)
- 電源タップ(8口用)
ポールには10cm間隔であらかじめ棚板をセットできる溝がありますので、ここに棚板を嵌めてビス止めしています。
材料費は、トータルで8,000円ぐらい掛かりました。
2.最下段

最下段には、フレッツ光のホームゲートウェイ(PR-500KI)を横置き配置しています。
3.二段目

二段目には、左から
- UPS装置(APC RS 400S)
- Synology DS200+
- NASのバックアップ用UDB外付けHDD(バッファロー4TB)
を配置しています。
ラックに配置している機器類はすべてこのUPSから給電させています。
UPSと外付けHDDは両方ともNASにUSB接続ですが、DS220+には本体後部にはUSBが1つしかないため、サポート外ですがUSB-HUB経由で接続しています。(現状特に問題は出ていない。)
4.三段目

三段目には、ネットワークスイッチ(ネットギア GS108E)を配置しています。ラックに配置している各機器、および他の場所に設置している無線LANルーターや、別部屋のネットワークスイッチを接続しています。
5.四段目

4段目には、サブ機として使用しているミニPC(CHUWI LarkboxとGMKtec nucbox5)を配置しています。これらはどちらもRockyLinux8.10をインストールして、テスト環境や調査・開発用途に使用しています。
スペース的には30cm×30cmなので、ミニPC程度であればもう一台ぐらい置ける余裕があります。
6.最上段

最上段には複合機(キャノン PIXUS TS8030)を置いています。
下の隙間の部分は、ノートPCの収納場所としています。
7.まとめ
これまで机上に平置きで各デバイスを配置、接続していたのですが、少しのリレイアウトでも大変でした。また配線類もごちゃごちゃになっていたのですが、ラックに格納してまとめることにより、サーバーを稼働させたまま移動させることができるようになったので保守性がずいぶん向上しました。
以上、最後まで記事を読んでいただき、ありがとうございました。